研修体験記

招徳酒造㈱ 酒蔵研修

2014年2月25日~2月27日

レポーター:営業職 女性
(※所属部署は研修時のものです。)

女性杜氏の強さとやさしさ
 
初めての醸造研修で、京都・伏見の招徳酒造へ行ってきました。
酒どころの京都という土地柄、沢山の蔵元があります。
きっと熟練の職人さんに迎えられるのだろうと思っていましたが、意外にも、招徳酒造の大塚杜氏は
二人の子供の母親である華奢な女性でした。


 
招徳酒造


早速研修スタート。まずは酒造りで最も大切な麹造りを体験しました。
蒸しあがった米を麹室に引き込み、麹菌をかけて生麹させます。前日に引き込みを行った麹は
切り返しを行い、十分に酸素を供給し熱を冷まします。
出来上がった麹はとてもきれいで、食べるとほのかに栗のような香りがしました。

   
 水温で浸漬時間を調節します  きれいな麹


次に櫂入れを行いました。全日程で(初)添、仲添、留添すべての工程を体験しました。
添では、水と麹に蒸し米を添加して、本当に酒になるのかと疑いたくなる程、水に近い状態でした。
仲添では泡が起きはじめ、やや粘度のある液体になりました。
最後の留添で米の量は最大となり、約1時間櫂入れを行います。
  
最初は水のようなもろみ 留添の様子


炭酸ガスが充満するタンクの上にのぼって行う櫂入れの作業は、不慣れな私にとってはとても恐怖で、
身にもこたえる力仕事でした。

最後に酒の分析を見学しました。麹菌と酵母の作用で毎日変化するもろみの状況を確認し、
米の浸漬時間を決めたり、麹の状況を決めたりと、分析の大切さを学びました。

分析の様子


三日間の研修を通して、日本酒造りの奥深さを味わうことができました。
女性杜氏の作る日本酒は、とても繊細でさらりと美しく、その中に母の強さを感じました。

「とりあえず日本酒!」となる日を目指して、営業活動に励みます。